2017年4月27日木曜日

広告審査

Yahoo! プロモーション広告、Google Adwordsともに、広告掲載に関してはガイドラインをもとに審査され、掲載を許可された広告のみが表示される仕組みです。 掲載が不可となった場合はYahoo! プロモーション広告、Google Adwordsともにその理由が確認できますので、それを元に修正を行い再審査を受けることができますが、基本的なガイドラインの概要は把握しておく必要があります。以下、Googleの例を参照します。

アドワーズ利用規約


広告掲載のポリシー
・ AdWords 広告は、ユーザーにとって安全で適切であるかどうかを確認するため、すべて審査されます。新たに作成された広告や変更された広告は自動的に審査に送られ、Google AdWords の広告掲載のポリシーに準拠しているか確認されます。
・ ポリシー違反が見つかった広告は、「不承認」または「強制停止中」と表示され、このステータスが解除されるまで掲載できなくなります。


AdWords のポリシー

AdWords のポリシーは、次の 4 つに分類されます。

 禁止コンテンツ: Google ネットワークで宣伝することが禁止されているコンテンツ
 禁止されている手法: Google での広告掲載で禁止されている手法
 制限付きコンテンツ: 宣伝は可能でも制限があるコンテンツ編集基準と技術要件: 広告、ウェブサイト、アプリに関する品質基準

法的要件には、制限付きで許可されるものと、許可されないものの例が列挙されています。

制限付きで許可されるものの一例
  • 商品先物取引: 商品先物取引を宣伝する会社は、経済産業省への登録が必要となります。また、ウェブサイトには有効な登録番号を表示する必要があります。
  • 消費者金融: 消費者金融を宣伝する会社は上場している必要があります。上場会社でない場合は、広告掲載の可否を Google が決定します。また、利息制限法に準拠していないサイトは表示されません。
  • クレジット カード: クレジット カードを宣伝する会社は、社団法人日本クレジット協会への登録が必要になります。また、ウェブサイトには有効な登録番号を表示する必要があります。
  • デートサービス: デートサービスの広告は、「18 禁」という警告表示を広告に掲載し、18 歳以上かどうかを確認する年齢確認画面をランディング ページに設けている場合に限って許可されます。
  • 金融機関: 不動産、銀行、有価証券、金融会社、FX(外国為替)、バイナリー オプション、投資顧問会社、クレジット カード会社、口座開設取次サービス、および上記の金融機関の関連会社を宣伝する会社は、金融庁やその他の監督官庁への登録が必要となります。また、ウェブサイトには有効な登録番号を表示する必要があります。
  • 性的なヌード: 日本では、性的な未検閲のヌードを掲載した広告は許可されません。承認を得るには、陰部にモザイクをかける必要があります。これらの広告は「アダルト」に分類されます。
 許可されないものの一例
  • 闇金融
  • 盗撮
  • クレジット カードのキャッシュバック サービス
  • 緊急通報用電話番号(警察「110」、消防署「119」など)
  • 成人向けやアダルト向けサービス: ライブ通信サービスでのヌード写真や動画、テレクラ、風俗店、テレフォン セックス、性的行為を目的とした出会い系サイト、不倫や出会い系のサービスなどが該当します。
  • マルチ商法
  • 政治に関するコンテンツ: 日本では、選挙運動に使われるサイトを宣伝する広告は認められません。
  • 割増通話料が必要な電話番号(「0570」や「0990」などで始まる電話番号)

Google AdSense オンライン利用規約

Yahooについてはより詳細なガイドラインがあります。